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黒酢で疲労回復?

黒酢は、疲労回復に効果があると人気です。黒酢は、酢酸を豊富に(4243mg/100ml)含んでいます。これは一般的な米酢(4413mg/100ml)とほぼ同量といえます。また、クエン酸は約11倍(45mg/100ml)程度、アミノ酸は約12倍(486mg/100ml)含んでいます。



疲労回復において、黒酢が含む酢酸は、酢酸効果とも呼ぶべき効果を発揮します。それは、黒酢を糖分と共に摂取すると黒酢に含まれる酢酸が、運動することで消耗されたグリコーゲンの再補充を促進して疲労回復が早まるというものです。



さらに黒酢は、クエン酸を含んでいます。クエン酸は、梅干やもろみ酢の、すっぱさの素ですが、そのクエン酸によってクエン酸サイクル効果を得ることで疲労回復に効果を発揮します。



人間はクエン酸サイクルによってエネルギーをつくりだしています。クエン酸サイクルというのは、人間の体内でクエン酸を変化させていくことでエネルギーを得て最後にまた最初のクエン酸に戻るというエネルギー生産サイクルのことです。

それは、
クエン酸 →イソクエン酸 →アルファケトグルタル酸 → コハク酸 →CoAコハク酸 →フマル酸 →リンゴ酸 →オキザロ酢酸

以上の経路をたどりオキザロ酢酸がクエン酸になってサイクルが完成するのです。そしてオキザロ酢酸がクエン酸になるにはアセチルCoAが必要なのですがそれを作り出すのが食事で摂る炭水化物なんです。炭水化物から糖が作られ、それからアセチルCoAが作られます。



ところで、疲労の原因は、原因物質の乳酸が蓄積するためであるといわれていたことがあります。しかし、近年、乳酸は疲労の原因物質ではないことが明らかにされています。



運動をすると、体内の糖質が燃焼(代謝)してエネルギーを生産しますが、このとき、酸素の供給を必要としない、解糖系糖質代謝においてピルビン酸となり無酸素運動下では乳酸が生成されます。



解糖系糖質代謝は、代謝のスピードが速く、すぐにエネルギーを作ることができることから、強い運動の時には欠かせない代謝であり、酸素の供給が少ない無酸素運動状態においては乳酸が生成されることになります。



乳酸は、酸化系代謝によって酸化されることで、エネルギーを作り出します。つまり、乳酸は、大切なエネルギー源のひとつであって、疲労を作り出す物質ではありません。酸化系代謝は、代謝のスピードが遅く、エネルギーを作るのに時間がかかりますが、大量のエネルギーを作ることができる利点があります。



クエン酸は、クエン酸回路を活性化させることで、乳酸の代謝を促進する作用があります。その結果エネルギーの供給が円滑に行われて疲労回復に効果が期待できるというわけです。



黒酢に含まれるアミノ酸も疲労回復の為に重要な働きをしてくれます。BCAAと呼ばれる、バリン・ロイシン・イソロイシンという3つのアミノ酸は、筋肉のたんぱく質を構成する重要なアミノ酸で、身体の筋肉をふやす働きが知られていますが、運動時のエネルギー源として利用されてもいて、運動時の持久力を高めたり疲労を軽減する可能性を指摘されています。



アスパラギン酸はエネルギーを生み出すことで知られるクエン酸サイクルの最も近くに位置するアミノ酸のひとつで、エネルギー源として最も利用され易いアミノ酸のひとつであり、運動時の疲労の回復を促進することが報告されています。



プロリンは皮膚に潤いをもたらす天然保湿成分(NMF)として最も重要なアミノ酸のひとつなんですが、プロリンもまた身体のエネルギー源として利用されやすいアミノ酸です。



黒酢とともに糖分を摂取すると酢酸やクエン酸そしてアミノ酸が、それぞれの働きをしてくれることで、私たちの疲労回復のサポートをしてくれるわけです。疲れたときはドリンクをグイと1本という人も多いと思います。黒酢も飲みやすいドリンクタイプも出ているようです。酢が苦手な人も一度試してみてはどうですか?



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