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酸蝕歯

黒酢は、様々な健康効果を望めますが、摂り方によっては酸蝕歯(さんしょくし)の原因となることが知られています。



酸蝕歯とは、黒酢などのように強い酸性のものを日常的に摂り過ぎることで歯のエナメル質が酸に侵されて一時的にやわらかくなり、ミネラル分の一部が失われた状態の歯のことです。



酸蝕歯が進行すると冷たいものが歯にしみる知覚過敏や、虫歯のような痛みを引き起こします。



健康や美容のためにジョギングなどの運動をされる方が増えてきていますが、運動をすると口内が唾液が少なくなることで酸の悪影響を受けやすくなってしまいます。そんなときに黒酢を摂ることは酸蝕歯の原因となりやすいといえます。



唾液は、酸性の状態を中和し、口腔内の自然なバランスを取り戻し、ゆっくりとエナメル質を硬化させる作用があります。しかし、歯の修復プロセスは遅いため、もし黒酢の酸に頻繁にさらされると、歯は修復する機会を失ってしまいます。



また、黒酢ドリンクを飲んだすぐ後に歯を磨くのも控えた方が良いようです。黒酢の酸で歯のエナメル質が柔らかくなっていてブラッシングで傷つきやすくなっていることが考えられます。



黒酢を適度に摂る分には酸蝕歯の心配はありませんが、運動後などの唾液量が少ないときに大量に摂る習慣があったり、黒酢を摂ってすぐに歯を磨いたりするのは危険です。少なくとも30分は空けたほうが良いようです。

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