黒酢は、福山町の黒酢を用い、にんにくは、青森県田子町産の福地ホワイト六片を遠赤外線でじっくり熟成・発酵させた黒にんにくを採用、卵黄は、元気な平飼鶏が生んだ熊本県産 有精卵黄油を使用しています。
黒酢に含まれる、有機酸やアミノ酸の働きはよく知られているところですが、加えて、にんにくを熟成・発酵させた黒にんにくでは、生のにんにくよりもS-アリルシステインの濃度が格段に増えていることが判っています。
S-アリルシステインは、にんにく特有の水溶性含硫アミノ酸で、無臭成分です。がん予防作用等が報告されています。
このS-アリルシステインは、NK細胞（ナチュラルキラー細胞）を活性化する作用があると考えられています。
NK細胞（ナチュラルキラー細胞）は、免疫システムの、リンパ球の一種です。「リンパ球」の70〜80%は「T細胞」、5〜10%が「B細胞」であり、残りの15〜20%にあたる細胞が、NK細胞（ナチュラルキラー細胞）です。
NK細胞は、大型顆粒リンパ球とも呼ばれ特にがん細胞やウイルス感染細胞の除去に対して効果があるとされています。
NK細胞は、T細胞やB細胞が抗原で刺激されてはじめて働くのとは異なり、常に体内を独自でパトロールしながら、がん細胞や、ウイルス感染細胞などを殺す頼もしい「殺し屋｣です。
つまり、NK細胞は、体内を常に独自でパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを発見すると、たとえ攻撃指令がなくても独自に戦闘態勢に入り、強大なパワーで敵(抗原・異常細胞)を殺してしまうという性質を持っています。特に、抗腫瘍効果には抜群の威力を発揮します。
NK細胞は、年齢とともに若干ですが増加すると考えられています、ところが、NK細胞は、15歳前後をピークに加齢と共に活性が減退、つまり、効力が弱まります。年齢とともにがんに罹りやすくなるのはこのためと考えられます。
また、NK細胞は、ストレスによっても活動を抑制され、重度の慢性疲労免疫機能障害症候群(CFIDS＝慢性疲労症候群)を経験する頻度が高くなるなど、体調の悪化をもたらすといわれています。
S-アリルシステインは、加齢やストレスによって減退したNK細胞を活性化して再びがん細胞などを退治させる元気を取り戻させてくれると考えられています。
スコルジニン（Scordinin)もまた、にんにく特有の成分です。1936年に故小秦博士が発見、抽出に成功したもので、1940年代にアメリカとスイスの学者によってアリシンが発見されるよりも前のことです。
スコルジニンは、無臭のイオウ化合物で、エネルギー代謝の効率を高め、血行を促進したり、消化機能を強化したり、老廃物を排出するデトックス効果があることで知られています。
スコルジニンは、ビタミンB1の吸収をたかめ、新陳代謝を盛んにする作用があり、疲労回復やスタミナをつけるのに効果があるとされ、体力増強や抗がん作用があると言われています。
さらに、含有成分の有機ゲルマニウムは、酵素を全身に供給する働きがあり、疲労回復や強壮に効果があるとされ、抗がんン作用もあることが知られています。
卵黄油は昔から民間療法に用いられていて、心臓病の治療や、冷え症、低血圧の改善に大変効果のあることが知られています。卵黄油には、レシチン（lecithin）が豊富に含まれています。
卵黄油のレシチンを構成するコリンは、体内の水溶性のものと脂溶性のものを乳化作用により溶け合わす働きをします。これにより、栄養分を細胞が摂取しやすくなり、体外への老廃物排出を容易にします。
レシチンは、したがって、細胞の働きを常に活性化し、血液をサラサラにし、コレステロールや脂肪を排出し、中性脂肪の蓄積を防ぎ、高コレステロール症や肥満の防止、生活習慣病の予防に役立ちます。
コリンは、また、神経に入ると情報伝達物質に変化し、脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの増加に効果的に働きます。それにより、高齢化によって引き起こされるアルツハイマー型認知症など、老人性認知症に効果的に作用します。物忘れの防止や、記憶力の強化に有効とされています。
しかも、卵黄油のコリンは、ほかの食品に含まれているものよりも圧倒的に吸収率が良いとされています。
これらのことから、黒酢 黒酵にんにく卵黄は、スタミナ不足が気になる方や、だるさを感じる方、そして、若々しく元気でいたい方におススメです。
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