そのアミノ酸がいくつかつながった状態の物質をペプチドといいます。つまり、ペプチドは、たん白質とアミノ酸の中間といえます。ペプチドは、たん白質やアミノ酸とは違う性質があり、特に大豆から酵素分解や発酵によってできる大豆ペプチドは、様々な機能が期待され注目されています。
大豆ペプチドの最大の特長は、体に吸収されるスピードが速いことです。腸にはアミノ酸を吸収するルートとは別にペプチド専用の吸収ルートがあって、つながっているアミノ酸の数が比較的少なければ、どんな種類でもそのまま吸収されるということがわかってきたんです。
今までは、たんぱく質はすべて単体のアミノ酸に分解されて吸収されると考えられていたんですが、最近の研究では、アミノ酸の場合、種類によってはお互いに邪魔し合ったりしながら吸収は1個ずつなのに対して、ペプチドはそのまま分解されることなく複数のアミノ酸がまとめて一気に吸収されるのです。ですからペプチドは吸収が速く、短時間でたん白質を補給したい時にはとても効果的なんです。
大豆ペプチドは、酸素化ヘモグロビンの濃度を低減しストレスホルモンを抑制する作用があったり、脳内のα2波を増やし、アタマをスッキリさせたりリラックスさせるなど疲労回復に効果があるなどいわれて今注目されている成分です。
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