大麦の食物繊維は、精白米の17倍、さつまいもの4倍も多く含まれています。さらに、大麦が含む食物繊維は、水に溶けない「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」がバランスよく含まれているのが特徴で、不溶性食物繊維は「便通改善効果」に水溶性食物繊維は「血中コレステロール値の抑制作用」や「血糖値上昇抑制作用」があると言われています。
大麦は、ビタミンB群やカリウム、カルシウムを豊富に含みます。カリウムにはナトリウムを排泄し血圧を下げる効果があります。また、カルシウムは骨を強くする働きがあり、日本人には不足しがちな栄養素のひとつです。
黒酢には、大麦黒酢のほかに玄米黒酢があります。大麦黒酢と玄米黒酢とでは成分が異なります。例えば、アミノ酸含有量においては、メチオニン(必須アミノ酸)が玄米黒酢では、4.64mg/100ml含まれていて、大麦黒酢の場合は、16.38mg/100ml含まれているとされています。
大麦黒酢は、昭和大学医学部 中山貞夫教授によると肝脂肪を抑制し、肝臓機能異常を改善する効果があるとされています。また、中性脂肪、血清コレステロール、遊離コレステロール、リン脂質などについて抑制効果があり、中性脂肪においては、玄米黒酢の4分の1の摂取量で効果を得ることが出来たとされています。
大麦黒酢を摂ることは健康の維持・増進に効果があると考えることができますが、その摂取量は、成人の場合の体重あたり摂取量が0.5ml/kgとされていて、体重50kgの人では、25ml程度が一日の摂取量の目安になるとされています。
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