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黒酢と健康効果

黒酢は、様々な健康効果が期待されています。例えば、黒酢は、酢酸やクエン酸などの有機酸や多種類のアミノ酸を含んでいます。酢酸やクエン酸そして、アミノ酸のアルギニンには血行改善効果があります。



黒酢が含む、酢酸は、高血圧の人の血管に入るとその細胞のエネルギーとして使われアデノシンを作ります。そのアデノシンが血管壁に張り付くことで、血管を拡張させて、血行を良くします。結果、血圧を下げる効果があるといわれています。



アミノ酸のアルギニンは、一酸化窒素を作り出すことで血管を拡張し血流を改善する効果をもたらします。また、免疫反応の活性化、細胞増殖の促進作用、コラーゲン生成促進などに効果があるともいわれています。



さらに、長期間熟成することで生成された、黒酢の色を生み出す色素成分のメラノイジンには、赤血球変形能改善作用があり、赤血球を変形させることで細い毛細血管にも容易に赤血球が届くことが出来ます。



黒酢の持つ、これらの作用が相乗的に働くことで、黒酢を摂ると、細い毛細血管でも容易に血液の移動が出来るようになるため、血行が良くなり体内の細胞における老廃物の排出が円滑に行われます。



私達の血液や体液のpHは、7.4程度の弱アルカリ性です。それは、体温がそうであるように、ホメオスタシス(生体恒常性)によって、その状態を維持する機能が備わっているからです。それは、この弱アルカリ性の環境が体内細胞の活動を正常に機能させるには最適のものだからです。



体内には血液量の3倍も存在する細胞外液という細胞の外側の液があるんですが、そのpHは7.4〜6.8と酸性側に大きく変動することが知られています。生命活動において、細胞は活動すると必ず酸性物質を排出します。



血液はそれらを運び出すことによって常に一定のPHを維持してくれるんですが、血行が悪いとそれができなくなります。そうするとその細胞の周りの液は酸性になり、その細胞の活動を阻害してしまいます。これが様々な症状となって私たちを苦しめるわけです。



黒酢は、酢酸やクエン酸が体内で分解されることで体液や尿などを直接アルカリ性にしてくれます。しかも、血行改善効果があることで、老廃物を速やかに排出することで酸性に傾いてしまった体液を直接的に、あるいは、間接的に、アルカリ性にする作用が期待できます。



黒酢が長い間熟成されることで生成されるものに、リンゴ酸があります。リンゴ酸は、クエン酸と似たような働きがあり、クエン酸より酸味が弱く、果物の甘酸っぱさはリンゴ酸によるものです。クエン酸とともに摂取すると、殺菌作用や胃腸の働きを活発にすることが知られています。



リンゴ酸には、そのほかにも、炭水化物代謝作用や、血液をアルカリ性にしたり、体内の炎症を癒す抗炎症作用や、整腸作用などの、体内を浄化する作用が認められています。



黒酢は、コハク酸も含んでいます。コハク酸は、クエン酸、リンゴ酸とともにクエン酸回路を構成する成分のひとつです。したがって、黒酢を摂取するとクエン酸やリンゴ酸そしてコハク酸などによりクエン酸サイクルの働きを促進し、疲労回復を早め、新陳代謝を高める効果があります。



コハク酸には、がん細胞の増殖を抑える効果があるとの報告があります。コハク酸がある環境で大腸がんや胃がん細胞を培養すると、増殖が半分程度に抑えられるのを確認したとされています。さらに、ラットを使用した実験で、がんの増殖を促すとされる血管新生が起きにくくなることも確かめられたと報告されています。



黒酢は、高血圧、高脂血症、がん、痛風、肩こりなどの予防、改善など様々な健康効果をもたらすといわれていますが、それは、黒酢が含む酢酸やクエン酸などの有機酸や、アミノ酸などの個々の働きによるといえますが、さらに、これらが相互に働くことで、人間本来がもっている自然治癒力が働きやすい環境を整えることができた結果ではないかと考えられます。



黒酢によって、血行が改善されることで各細胞に必要な栄養分などがいきわたり、酸性に傾いていた体液などが、細胞が活動しやすい弱アルカリ性になることで人が本来持っている自然治癒力が働きやすい環境が出来るのが最も大きな要因なのではと考えられます。

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